どうも、丹内です。この記事ではアニメ版DYNAMIC CHORDの迷言ランキングベスト50、その20位から1位までをご紹介!
なのでまだ50位~21位までをご覧になっていない方は、前回の記事を先に見ておくとより楽しめると思います。
というわけで、さっそく第20位から紹介していきます。せっかくなので今のうちにTOP3あたりを予想しておくのもいいかもしれません。
ダイナミックコード迷言ランキング・20位~1位
第20位
「あいつらもデビューして3年」
ひとつやふたつどころじゃないのでランクインです。第4話、首がちょっとあやしいヨリトさんのセリフから。
ちなみに「あいつら」とはレバフェのことで、その時はレオンのスランプ(ホントは典型的な夏バテ)が主な問題でした。せめて失踪だけはやめてもらえると八雲も助かるんですけど……
第19位
「あのー お願いがあるんですが」
19位は第5話より、Liar-Sの檜山朔良(ドヤ飯)へ向けた村祭りおじさんのセリフです。
この村祭りおじさんですが、もともとLiar-Sの事は全く知っておりませんでした。それどころか「ライアーズって何だ?」というセリフから、その名前すら聞いたことがないようなレベルです。
しかし村の学生からLiar-Sが有名なバンドであることを聞いた16秒後に、ドヤ飯へ村祭りでの演奏をお願いします。
なので一挙放送でこの迷言が繰り出されると「図々しすぎる」「有名なバンドって言ってるだろ」などのコメントが付きまくるのが定番となっています。
18位
第11話、レオン(主人公?)のセリフです。
禅寺へ向かう途中の雪山にて、つむぎ(紐)の一投がきっかけでレバフェメンバー全員での雪合戦に発展。ひと通り雪合戦を楽しんだ後にこの迷言が飛び出しました。
もちろんこのセリフの後は「お前らいつも遊びまくってるだろ」とコメントで総ツッコミが入ります。しかもレオンは木登りからのカブトムシ採りという、それこそ夏休みの小学生のような遊びも楽しんでましたからね。
第17位
KYOHSO編のエンディング曲「because the sky...」にあるフレーズがランクインです。こちらはEDや本編で何度も聞かされるため、早い段階で強く印象に残ります。
ヨリトさんは「おまえ→ほまえ」のように、よく「アイウエオ」の部分を「ハヒフヘホ」に置き換えて歌います。よってここを日本語に訳すと「Oh~~~~~~~~」になると推測できます。
第16位
第9話より、音石夕星(チョコレートケーキ櫻井)のセリフです。断崖絶壁でたそがれる黒沢忍(アゴ大豆)へ向けたひとこと。
過去を振り返らない前向きな発言は彼らしくて結構ですが、本編ではこの発言のすぐあとに回想バトルへ突入。昔のシーンを怒涛の勢いで視聴者に思い出させていくという暴挙に出ます。
そして何よりぶっ飛んでるのが、回想バトルにこのシーンが使われているということ。
9話での回想に9話のシーンをもってくる時点でもうおかしいのに、加えて「昔を思い出すとかって必要?」のシーンを回想するという訳の分からないことが起こっています。
第15位
びっくりするくらい激甘なのでランクイン。ダイナミック最終話、伊澄社長のセリフです。
この世界では何か問題にブチ当たったとき、とりあえず失踪しとけばなんとなく解決しちゃう(周りが勝手に解決してくれる)ようにできています。
おまけにファンは何が起きても文句言いませんし、失踪したことに対する会社のおとがめも無いです。もしかすると、そんじょそこらのゆるふわ日常系アニメよりも甘い世界かもしれません。
第14位
第1話より、英時明のセリフがランクイン。
彼は別にカタコトキャラという訳ではありませんが、このセリフだけは電報を打つかのようにぎこちないです。なのでこのひとことにより、めでたく彼は「電報ニキ」として認識される事となりました。
なお、このセリフは黒谷優(シコベ)の「レコーディング延期だって?」に対して向けられたものです。そして諏宮篠宗(ドヤム)の「変なもん喰ったんじゃないのか?」に電報ニキは「だったらいいんだが……」と答えています。
なので彼は「ヨリトさんは体調不良などではなく、本当はもっとややこしい別の問題」であることにいち早く勘づいていたものと思われます。
第13位
「レオン、いるかァ~?」「い、今 散歩に出てます!」
第4話より、またしてもトキ兄ちゃんのセリフがランクインです。
レオン達がくつろいでいた合宿所はかなりの山奥で周辺に街灯はなく、夜は真っ暗。とても夜の散歩を楽しめる環境ではありませんでした。なのでこの発言自体は間違っていません。
しかしこれがネタ扱いされる理由はこの発言から50秒後のセリフ、「気分転換に夜のドライブなんてどうかな?」のせいです。さっきの迷言が見事なブーメランになっちゃってます。
それでも一応山を抜ければそれなりの広さの道路が走っているため、そこならドライブは可能に見えます……しかし問題はこの山の周辺に、
こういったWhy字路のような殺人的トラップが平然と存在すること。とても夜のドライブを楽しめる環境ではありません。
第12位
正確にはセリフでなく曲のイントロですが、あまりに衝撃だったのでここにランクイン。KYOHSOの「Roots of Life」という歌のイントロで、開始から5秒後に「アバババババ」が流れるかなり激しい曲です。
そしてこの曲で一番驚くのは、なぜか墓参りの帰りにいきなり流されること (通称:墓帰りBGM)。
2話にて、レバフェ達がなん民幼女の墓前で道明寺のくっきりすぎる足跡を発見。帰りの車中は皆考え込んでいるのか、ややしんみりとした空気でした。しかしそれもお構いなしにいきなりこの曲のイントロです。
早くも2話で「このアニメはBGMの使い方がおかしい」と視聴者に強く印象づける事となりました。
第11位
「……いくら欲しい」「え? ハハッ」
11位は第6話より、道明寺辰哉(主人公)が加賀マネージャーに言ったセリフです。
ここで彼がしたという要求は「Liar-Sの村祭りライブを何も言わず見に行くこと」あたりでしょうか。
しかし道明寺はこの迷言の後、加賀マネを値踏みするような視線を本人に送っていました。
しかもその直後に意味深な尺八(本当は横笛)と太鼓の効果音が挿入されたため、視聴者にゲスな勘繰りをされるハメになってしまったという経緯があります。
第10位
ここからトップ10です。第10話より、伊澄社長のセリフがランクイン。
1話でヨリトさんが失踪し、5話でLiar-Sが失踪。さらに7話でレバフェが京都に失踪。そして10話にてレオンが失踪しかけたまさにその時、社長から「八雲が旅に出る」とレバフェに報告が。
そう、ここで誰もが予想し得なかった「マネージャーが失踪する」という展開が待ち受けていました。このアニメでは話の展開に困ったらとりあえず失踪させるという技が酷使されまくりです。
第9位
第5話、村祭りおじさんのセリフがランクイン。このアニメにありがちな「このくだり必要か?」シーンを巻き起こす迷台詞です。
ダイナミックボーイの手ぬぐいを拾ったことがきっかけで村にたどり着いたドヤ飯。村祭りおじさんの「どっから来たの?」の質問を経て、早くも仕事について尋ねられます。
普通のアニメなら「今日は休みだ」等で適当にかわして終了ですが、ダイナミックコードはひと味違いました。
ガン無視します。これでは「自分は無職だからそれ以上追及するな」と言ってるようなもんですよね……実際おじさんもそう受け取ったみたいですし。
第8位
「どうです?ここのワインの味は」
9位は第9話から、青井有紀(偽偽ドヤム・和田アキ子)が土壌おじさんへ言い放ったセリフです。
ビール好きの描写はあれど比較的まともそうな印象を受ける彼ですが、その口からまさかのダイナミック史上最強の失礼発言が飛び出しました。
どのくらい失礼かと言うとこの迷言の直後、あのチョコレートケーキ櫻井が「赤も良いけど 白のほうが好みだね」と(たぶん無意識に)フォローするほど。
このようにとにかくビールを愛してやまない彼、おそらくビールをテーマにした歌詞を作らせるとルシファー並みに歪んだものが出来上がると予測できます。
第7位
第7話より、レオンのセリフがランクインです。
本来「病院送り」といえばケンカや格闘技でケガを負ったときに使うのが普通ですが、ダイナミックコードでは平然と交通事故の際にも使います。
このアニメは何気ない日常のワンシーンにもこういったネタがひんぱんに挟まれるため、少しも気が抜けません。
また、この病院送り発言はレオンがスマホの文面をそのまましゃべったのか、または言い換えて発言したのかは今のところ謎です(このメール自体はチョコレートケーキ櫻井が送ってきたもの)。
第6位
第2話の「ふっリレー」または「ふの連鎖」が6位に入りました。初見の方は絶対「……え? 何いまの?」となるダイナミックコードの代表シーン。
ここは伊澄社長の名言「才能あるんじゃないか?このカメラマン」直後のシーンなのですが、ふっリレーが終わると即座にゲスおじ劇場へ移行してしまいます。前後にふっ組の会話が無いので、そこから意図をくみとる事もできません。
しかし救いなのは、漫画版ダイナミックコードにてこの場面が完璧に補足されている事です。なのでいまだに気になっている方は漫画版をどうぞ、長年の謎が解けるかもしれません。
第5位
第11話から、相模原マネージャーのセリフがランクインです。ここの会話を今いちど簡潔にまとめると、
相模原「俺、(八雲マネの)行き先なんて知らないよぉ?」
ルシファー「龍雄さんが知らないわけないですよね?」
相模原「八雲パイセンが旅に出たのはお前らのせいだろぉ?俺でも逃げ出すってぇ」
バナナ「八雲はそんな事で逃げ出すような奴じゃない」
相模原「じゃあ本人に聞いてみなよぉ ったくぅ……ハッ!?」(しまったと口を押さえる)
レオン「やっぱ知ってるんだよなぁ?」
と、このような流れです。
そしてこれを見てもらえれば明らかですが、相模原は別に失言らしきものは一切していません。「じゃあ(八雲を探し当てたら)本人に聞いてみなよぉ」のような解釈はいくらでも可能ですしね。
それなのに言った本人はまるでやらかした後のようなリアクションをとり、レバフェの皆もそこにつけ込み始めます。イマイチ理解できないこのシーンは、なん民の皆に「ダイナミックコード最大の謎」「平成最後の謎」と言わしめました。
逆にこの迷言が適する状況と言ったら、
相模原「俺、(八雲マネの)死因なんて知らないよぉ?」
ルシファー「龍雄さんが知らないわけないですよね?」
相模原「八雲パイセンが(現世から)旅に出たのはお前らのせいだろぉ?」
バナナ「八雲はそんな事で(この世から)逃げ出すような奴じゃない」
相模原「じゃあ本人に聞いてみなよぉ ったくぅ……ハッ!?」(しまったと口を押さえる)
レオン「やっぱ知ってるんだよなぁ?」
相模原が八雲の死を偽装しているときくらいでしょうか。
第4位
第4話終了時の予告、その冒頭がランクインです。
このアニメの1話から3話はKYOHSO編なのですが、その間ほぼずっとヨリトさんが失踪し続けます。なので「バンドアニメ」よりも「唐突にPVをぶっこむ人探しアニメ」という印象のほうが強いです。
そんなダイナミックコードですが、4話本編のラストはダイナミックピアノ(追いピアノ)が流れつつ「Liar-Sがいなくなった……!?」で終了。極めつけはEDを挟んでの予告でいきなり「今度はLiar-Sが全員いなくなってしまった」とのたまいます。
「このアニメ失踪好きすぎじゃない?」と誰もが思った瞬間ですね。
第3位
第3位は3話から、つむぎ(紐)のセリフです。「なん民」の由来になったダイナーきっての迷台詞。
このアニメに登場するバンドメンバーの中で、紐は19歳と最年少です。若者特有の語彙力の貧弱さと、彼本来の楽観的な性格を表現するためでしょうか、彼はよく「免許初心者」などの謎めいた言い回しをしてきます。
しかしだからといって、いくらなんでも「なんとかって難病」はちょっとぶっ飛びすぎですよね。アニメ版ダイナミックコード特有のセンスがこの単語に凝縮されている、そんな感じがします。
第2位
第2位は1話~3話のED曲である「because the sky...」、その歌詞の一部がランクイン!ここの正しい歌詞は「♪輝くもの」で、これだけ聞くと単なるやや強引な空耳です。
しかしこの迷言には深い裏話が存在します。上に貼りつけた画像はこの迷言が歌われた丁度その時の画面なのですが、ここのクレジット表記をよく見ると「大野 輝」さんの名前を確認できます。
「♪輝く大野」と歌われたその瞬間に「大野 輝」さんの名前が画面に出現。これだけでも限りなくまれな出来事なんですが、ダイナミックコードはこれだけでは終わりません。
「公式HP」の欄と「HPデザイン」の欄がおもいっきし逆になっています。
第1位
「出会いと秘密 アーティスト 彼らの気持ち」
第4話本編終了後の予告ですが、まずいきなり「今度はライアーズが全員いなくなってしまった」から始まります。
これだけでも何事かと思うんですが、このあとは「出会いと秘密 アーティスト 彼らの気持ち」と、スタイリッシュバンドアニメにふさわしい単語が勢ぞろい。視聴者を一度油断させてきます。
しかしその直後でした、これまでの方向性とは真逆の単語「村祭り」の登場です。視聴者がかつてないほとザワついた瞬間でした。
そしてこの予告の単語を羅列している部分、そこを抜き出すと「出会いと秘密 アーティスト 彼らの気持ち 村祭り」で、「七・五・七・五」と一定のテンポを保っているんです(4話以外の予告はかなりバラバラ)。
だからこそ、予告のこの部分がぼくたちの耳へ心地よく、なめらかに入ってくるんだと思います。それを脳が処理しきれるかは別として。
ちなみにこのあと5話~12話の予告ですが、特におかしい単語は一度も登場しませんでした。けっきょく4話予告の「村祭り」のみ飛びぬけて違和感が強いという謎仕様です。
さいごに
というわけで栄えある迷言第1位は「村祭り」でした!4話の予告を改めて見てみると、ネタ性とは別の面における完成度の高さにも驚かされますね。
また、どの迷言が一番心に響いたかはその人によってさまざまだと思います。今回はぼく個人が勝手に決めた一覧をお送りしましたが、よろしければ皆さんも一度自分なりのランキングを作ってみてください!
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