どうも、丹内です。この記事ではアニメ「推しが武道館いってくれたら死ぬ」の名言ランキング、その20位から1位を紹介します。
なのでまだ50位から21位までをご覧になっていない方は、前回の記事を先に見ておくとより楽しめると思います。
というわけでさっそく20位から紹介です。アニメをよく覚えている方は今のうちにTOP3あたりを予想しておくのもいいかもしれません。
推し武道名言ランキング・20位~1位
第20位
れおちゃん! 次こそは……絶対に僕がれおちゃんを1位にさせるから!
厚い信頼を寄せあっているのが1話からよく分かるくまさ&れお。それもそのはず、くまささんはれおがChamでアイドルを務める前から応援するファンのひとりでした。
前のグループでは人気最下位だったレオに、「次こそは僕が1位にする」と激励するくまささん。当時のグループではその約束を果たせませんでしたが、Chamでのレオを不動の1位までのし上げるひとつの原動力となりました。
みごとに有言実行を果たしたくまささんの男気あふれる名言のひとつです。
第19位
「でもね、それとは別でさ 私は後列に居たいなぁ」
「ええ、何でよ?」
作中、隙あらばイチャつきはじめるゆめ莉&眞妃。特に序盤のゆめ莉は完全に眞妃のことしか頭にない様子です。
「自分が前列に行ったら眞妃が後列に落ちるかも」の時点でかなりのもんですが、これに加え「後列からずっと眞妃を見ていたい」ですからね。ここまでくるとちょっと怖いです。
第18位
「今まで舞菜推しが実際にいなかったから分からなかったけど…… なんか…… なんかぁ……!」
長い間えりぴよ以外のオタが寄り付かなかった(えりぴよが寄せ付けなかった)舞菜。しかし岡山ガールズフェスタがきっかけで、基の妹である玲奈がめでたくファンになります。
舞菜に可愛いファンがついた当初はご満悦な様子のえりぴよでしたが、舞菜の玲奈に対する神対応を見るうちに複雑な感情が湧き上がってしまうように。
とにかく舞菜に人気が出てほしいと豪語していた彼女が、こういった負の感情を持つというのはとにかく意外でしたね。
第17位
最終話、えりぴよはがしおじさんのアツい名言です。
せとうちフェスにて立派にパフォーマンスをこなしてみせたCham一同。その姿に彼も心を動かされたのか、これまでにないくらいやる気に満ちあふれています。
そして何よりこのシーンで衝撃だったのが、このおじさんが運営の社長だったということ。地下アイドルの場合は運営スタッフもそう大規模ではないんでしょうか。
第16位
「好きって、何番目に?」
「い…一番好きに決まってるよ!」
この少し前に「一番好きだと言ってくれた人がブログで触れてなかった」「自分たちは言われた言葉を信じるしかないのにね」とこぼしていた空音。
しかしそんな彼女も、握手会に駆けつけてくれた基の「一番好きに決まってる」という言葉にしっかり「信じるからね!」と強く返します。
「一番好き」という言葉に絶対は無いと理解している彼女も、基の口から出る言葉にはちゃんと信頼を寄せているというのが分かるアツいシーンです。
第15位
初詣の際、身バレ防止マスク着用なことを優佳にいじられた舞菜。しかし本当はカゼ予防のためのマスクで、この名言はその釈明に使われたひとことです。
「自分を気づいてくれる人は1人だけ」とサラッと言ってますが、これは「えりぴよさんなら絶対自分に気づいてくれる」という確信の表れなのが分かります。何気ない場面ですが、彼女のえりぴよに対する絶対的な信頼を確認できる名シーン。
第14位
くまさ「舞奈が前列に行けるわけないですってば!」
ゆめ莉「あああ~… ま、舞菜ちゃん!」文「舞菜、気にすんな!」
舞菜「うん、大丈夫」
普通のアニメならばここでショックを受け、下手するとしばらく沈んでしまいそうな場面です。
しかしここは察し力の高い舞菜。電話の相手がえりぴよであることを瞬時に見抜き、「カゼで見に来られなかったえりぴよに舞菜の初前列を隠している」とまで看破します。
舞菜からえりぴよへの信頼は言わずもがなですが、この場面では舞菜からくまささんへの信頼も少し垣間見れて嬉しくなりますね。
第13位
「れおちゃんは 僕がれおちゃんに夢見たことを全部叶えてくれる 出てほしかったお祭りに出てくれた センターにもなってくれた そして、人気投票で1位にもなってくれた」
くまささんがやってほしい事を次々成し遂げていくレオ。彼はそのことを「れおのおかげ」というニュアンスで本人に伝えました。
しかしそれに対しレオは「くまささんのおかげ」とも言いたげな返しをします。えりぴよと舞菜のおかしな関係も良いですけど、くまささんとレオの正統派なやりとりのほうも見ごたえがあります。
第13位
「今日一日の為に頑張ってたのに……」
バイトを限界まで、というか限界以上に頑張るえりぴよに、舞菜がくまささん経由で「無理しないで」と一言ねぎらいます。
たしかに周りからは無理して働くように見えてはいましたが、実際彼女の働く姿は間違いなくいつもより楽しそうでした。そりゃそうですよね、バイトの収入がそのまま人気投票に直結しますから。
しかし結局、最後の投票はできずに終わってしまいます。このシーンは川に流されて投票最終日に間に合わなかったえりぴよの魂の叫びです。
ちなみにぼくみたいなセコい人間は「次の人気投票までにお金貯めておけば?」と考えてしまいます。
第12位
「ライブのとき、Chamのファンがどこまでいたか見えてた?」
「うん……キンブレの振り方で分かるから……」
「私たちまだまだだ」
最終話のせとうちフェスをきっちりとこなし、達成感に満ちていたCham一同。しかしレオだけは、Chamのファンがそう多くないことに多少のわだかまりがあるようでした。
それでも大きなイベントをやり切ったおかげか、それ以上の手ごたえはしっかり感じ取っている様子の彼女。間違いなく、ここがChamのターニングポイントになりそうです。
第11位
「言ったじゃない? 私は私のこと好きでいてくれる人のことが好きなんだよ?」
6話にて、空音が男と歩いていたとのニセ目撃情報が発覚。ガチ恋勢の基(元凶)はそれにひどくショックを受けてしまいます。
もう空音を応援できないと嘆く基でしたが、直後のライブで貰った個別レスにより少し元気が回復。そして握手会で言われたこの一言で完全に元の心を取り戻しました。
この名言は一見よくあるセリフっぽいです。しかし「私は私のこと好きでいてくれる人のことが好き」というひとこと、第1話のチラシ配りの際に空音が基に告げた言葉になります。
第10位
「投票はしたんだけどさ 握手券がこんなに溜まっちゃって」
ゆめ莉のCDを買っていたのは眞妃だったという衝撃すぎるシーンの名言です。ゆめ莉が人気投票の中間順位で3位になるも、握手会の列が大して伸びていないというシーンが伏線でした。
ぼくはそれまでの展開から「ゆめ莉が眞妃に対し強く依存していて、眞妃はどっしり構えるだけ」というイメージを持っていましたが、実は眞妃のほうも並々ならぬ思い入れがゆめ莉にあるとここで叩き込まれました。
しかしこの衝撃の展開も、ふたりにかかればとたんに尊いシーンへと早変わりです。ここらへんはとにかく画面の前でニヤニヤしっぱなしでした。
第9位
「僕、Chamしか……れおちゃんしか目に入らなかったよ」
最終話のくまささんが5秒の中に凝縮したやりとりです。レオがいつもセンターで堂々としたパフォーマンスを見せるのは、やはりくまささんの存在が大きいようです。
はじめは「5秒でホントに大丈夫か?」とも思いましたが、特に通じあっているこのふたりなら全く問題なかったですね。
第8位
「今日みたいにいつか えりぴよさんと一緒に、武道館に行けたらいいな! …あっ!」
最初の頃は武道館のぶの字も出さなかった舞菜。しかしレオ達が口にする高い目標を聞くうちに、そしてChamのみんなと大きなイベントをこなしていくうちに、彼女の心にも武道館の3文字が確かに根付いていきます。
序盤はえりぴよとおかしなやりとりばかりしていた彼女が、まさか最終話でここまでアイドルとして成長するとは思いませんでした!
第7位
えり「武道館…」
舞菜「はい」
えり「舞菜ちゃんが武道館いってくれたら…死んでもいい」
舞菜「えっ?」
最終話のラストにて、改めてタイトル回収です。一応第1話のラストでもこの言葉は出ており、それを12話でようやく舞菜本人へ伝える事となりました。
握手会で舞菜本人の口から「いっしょに武道館行けたらいいな」とまで言われてしまったら、そりゃこう叫んじゃいますよね。
第6位
「相手が人間だからじゃない……」
この少し前に「相手が人間って怖いよね、絶対に好きか嫌いかで判断されることじゃんね」と気づいてしまったえりぴよ。
しかし電車で偶然舞菜と遭遇し、彼女に「いつもありがとうございます。握手しにきてくれて」と言われてしまったえりぴよは、改めて舞菜という一個人に嫌われてしまうことへ恐怖を覚えたのでした。
第5位
「たくさんの他のアイドルを見ても 思い出せるのは舞菜の姿だけだ こんなにいっぱいいるのに 私の世界には、舞菜だけだ」
せとうちフェスでChamのパフォーマンスが終わった後も、なんとなくめいぷるのステージを眺めていたえりぴよ。その姿を見た舞菜は「えりぴよさんがめいぷるさんを見てる!」と焦ってしまいます。
しかし当のえりぴよは、ただ「舞菜以外眼中に無い」というのを再確認している最中でした。まぁこのアニメを12話も見ているこちらからしたら「そりゃそうだろうな」ですけど……
第4位
えりぴよ「桃色の片思い 恋してる マジマジと見つめてる♪」
ただでさえ、Chamのアイドルとオタクたちのエモいやりとりが盛りだくさんな最終話。そして視聴者であるこちら側の感情も最高潮に達したところにこのED、まさかのえりぴよ&舞菜のデュエットです。
これまでずっとえりぴよが片思いする歌を流してきましたが、最終話で舞菜の片思いソングも同時に流されました。単純に両思いでは片づけられないふたりの関係性が上手く表された演出だと思います!
最終話のラストにまで、粋な演出を用意してくれていた製作者の方々に脱帽ですね。
さて、ここからはいよいよトップ3の発表!
第3位
(武道館に行ってもらうには 人気が出ないといけなくて それは私だけの力ではどうにもできなくて……)
3話で「私以外の誰かに笑いかける舞菜を見るのはイヤ」という感情に気づいてしまったえりぴよ。空音推しの基も似たような感情を持っていますが、彼はガチ恋を自覚しているのでまったく悩んだりはしません。
しかし1話で「世界中の人が舞菜の可愛さに気づいてほしい」「私のものにってより、皆のものになってほしい」と宣言していたえりぴよは、湧き上がるその矛盾した感情に強く苦しむこととなります。
このことから、彼女もちゃんとした感情を持った人間なのだとここでようやく理解することができました。
第2位
「みんながいてくれる それだけじゃない!」
「わたしはここにいる!」
せとうちフェスのステージに上がる少し前、リーダーのレオが落ち込んでしまう事件がありましたが、チームメイトの激励により見事復活。最高潮のボルテージままステージへ駆けあがります。
Chamはそのステージの上でも堂々としたパフォーマンスを見せ、大舞台のライブは大成功。彼女らはやはり客席にいるChamオタから勇気を貰いつつ歌っていました。
かなり大きな舞台でも本当に楽しそうに歌い、踊るChamのアイドルたちが残したこの名言。12話まで見てきた甲斐があるというものです。
さて、このあとはいよいよ第1位の発表です!80を超える名言候補の中を勝ち抜いたものとは……?
第1位
「いくら頑張って取ったチケットでも 舞奈が出なかったことなんて何度もあった でも後悔したことなんてない」
Chamに舞菜が加入した当初は、まだオタをやっていなかったえりぴよ。なのでこれからの舞菜を一瞬たりとも見逃さないために、少しでも舞菜出演の可能性がある現場は欠かさず見に行きます。
チーム人気最下位である舞菜の出番はそう多くないはずなので、かなりのお金と時間が舞菜のいないイベントに消えていったことでしょう。
それでも舞菜の姿をわずかでも多く見たいがため、えりぴよができること・払えるものにすべてを費やし、しかもそれにまったく後悔する様子も見せない彼女。
一見すると地味なひとことですが、実はえりぴよの舞菜愛が一番強く感じられる名言なのではないかとぼくは思っています。
さいごに
というわけで、栄えある名言第1位はえりぴよの「行かないことを選んだ現場に舞菜がいたほうが悔しいもん」でした!ぼくが本編を見た中では、この言葉が一番心に刺さったかもしれません。
ちなみに名言50個のうち、主人公のえりぴよがやはり最多の18個でした。ランキング上位にはChamのリーダーであるレオの名言も目立ちましたね。ちなみにChamはしっかり7人全員登場しています。
以上、推し武道名言ランキング後編・20位~1位をお送りしました。そのうちあげる迷言ランキングのほうもぜひよろしくお願いします!
追記:迷言ランキングが完成しました↓
※1つ前のアニメ名言記事はこちら↓
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