どうも、丹内です。この記事では2022年秋アニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」の名言を30個ピックアップし、ランキング形式で紹介していきたいと思います。
どれもぼくが勝手に選んで勝手にランキング付けしたものですが、よろしければ最後までお付き合いください。では早速30位から!
ぼっちざろっく名言ランキングBEST30
第30位
リョウ「下手したら、というか絶対ここより多い人数の前で演奏するわけだし だからそんなに焦って決める事でもないよ」ぼっち「リョウさん…」
「学園祭ライブでマイナーな曲を弾いて会場をお通夜にしてやった」と誇らしげに語ったリョウ。しかしそれ実は強がりで、実際は夢に見るほどのトラウマだったことを告白します。
鋼のメンタルを持っていそうな彼女の人間らしい一面を見ることができた良シーンです。
第29位
虹夏&喜多「う"……これは……」
おかしな言動ばかり繰り返す彼女ですが、素材だけはかなりのものというのがハッキリしたシーンです。ここまで7話かかりました。
第28位
人生初バイト初日を仮病で休もうかと考えていたぼっちの元に、虹夏からわざわざ初出勤を気遣うメールが届きます。そんな人の温かみに触れたぼっちは、直前までの自分の愚かな思考を反省するのでした。
第27位
リョウ「指よくなったねぇ、だいぶ」
治りかけの指をリョウに間近で確認されていた喜多ちゃん、テンションが上がり過ぎてギターを鳴らしまくりながら雄たけびを上げてしまったかわいらしいシーンです。
第26位
「バンドは陰キャでも輝けるんで」と語るバンドマンのインタビューに衝撃を受けたぼっち。直後に父親が使っていたギターを引っぱり出し、ひとり猛練習の日々を送ることになります。
彼女のギター人生の始まりを示した歴史的名言です。
第25位
「ぼっちちゃーーーーーん! よく分かんないけどエナドリたくさん買ってきたよぉ~ って……あっ!?」
ライブ前に逃げだした結束バンドの旧ギター担当、その正体が喜多ちゃんだということが確定したシーンです。
よりによってその逃げ出した当事者をピンポイントでまた結束バンドに勧誘するというぼっちの運の悪さ(良さ?)が笑えます。
第24位
「このバンド……凄い……! 見失いそうになる変拍子を、完璧に叩くドラム手…感情的で、それでいてロジカルなギター… そして、すべてを支えるベースの音の壁……」
常に飲んだくれていてダメ人間の見本状態だった廣井きくりの真の姿(裏の姿?)が披露されたシーンです。またこのセリフでは、ぼっちの分析力の高さにも同時に驚かされます。
第23位
虹「技術を求めていくのは次からで全然いいよ!」ぼっち「次って……」
虹「よし!行こう!」リョウ「うん」
虹夏達へコミュ障全開の変人めいた部分ばかり見せていたぼっちでしたが、2回目以降のライブをほのめかす虹夏の発言を聞いてひそかに沸き立ちます。
しかもこの時点で虹夏はまだぼっちの高い演奏技術を見ていません。虹夏の懐の深さが分かる名セリフです。
第22位
「ドラム!肩に力入れすぎ ギター二人、下向きすぎ ベースは自分の世界に入り過ぎ」
素直に合格と言えばいいものを、ツンデレなせいかあいまいな表現にとどめる虹夏姉。そのせいで結束バンドの面々は最初落ちたと勘違いしていました。
第21位
「後藤さん!もっと愛情こめて唱えないとダメよ!」「うぇ⋯!」
「見ててね、こんな感じで!」
メイドぼっちのやる気の無い呪文(呪詛?)を見ていた喜多ちゃん。その反動か、自身がメイド服を試着した際は己の120%の力を振り絞った全力のあざとさを披露しました。
第20位
ぼっち「あのっ!」虹「お?」
結束バンドのライブ前に関東へ迫っていた大型台風ですが、直撃はしないというのでぼっち以外のメンバーは安心しきっていました。しかしネガティブ思考のぼっちはひとり心配そうな表情を見せます。
それでも「ネガティブさを払拭したい」と決心したぼっちは、メンバーにてるてるぼうずの制作を打診。結果的には土砂降りでしたが、遠慮しがちだったぼっちの成長が見られた良シーンです。
第19位
「私ね、このライブハウスが好きなの」
このあと「あたし…ぼっちちゃんにも良いハコだったって思ってほしいんだぁ~」と続きます。ぼっちの「どうして私みたいなミジンコ以下にそんな優しくしてくれるんですか?」への解答です。
虹夏は自分の所のライブハウスが評価されるのが何より嬉しいようで、そのもてなしの気持ちは筋金入りの変人のぼっちに対しても変わらないようでした。
第18位
虹「どれどれ、ぼっちちゃんの力作(作詞)拝見しましょ~」ぼ「あの…く、暗すぎるかも……」
リョウ「確かに暗いね」キタ「リョウ先輩!」
ぼっちが苦労して書き上げた歌詞でしたが、他のメンバーに軒並み「暗すぎる」と評されます。
しかし何よりも個性を重視するリョウはこのセリフでフォロー。結果的に、ぼっちの書いたこの歌詞は日本のあちこちで深く刺さりまくる事となりました。
第17位
きくり「待って! 一日であきらめるのは、もったいないよ」「えっ?」
ぼっちに対しタチの悪い絡み方をしていた酔っ払いの廣井きくり。なのでぼっちはバンドをやっていると悟られないよう「ギターは1日で挫折した」「今から売りに行くところ」などと嘘をついてその場を離れようとします。
しかしきくりはそれを聞いたとたん、まるで酔いが醒めたかのようにこのアドバイスを口に。
彼女はどれだけ脳や身体がアルコールに侵されていようが、音楽へ向き合うことの大切さだけは変わらず魂へ染みついていたようでした。
第16位
ギターヒーローの動画を見て「上手くて話題の人も、私たちが見てないところでたっくさんたっくさんギターを弾いてきたんだろうなって!」という感想を告げる虹夏。動画のコメントではない生の感想を初めて耳にしたことで、ぼっちは自分の存在価値を見出します。
初ライブをかたくなに拒否していたぼっちも、この言葉でようやくステージへ上がる決心がついたようでした。
第15位
所属バンドが売れ線に寄っていったことが耐えられず辞めた経験を持つリョウ。なのでぼっちには同じ轍を踏んでほしくないとこのセリフを投げかけます。
さらにリョウは続けて「色々考えてつまんない歌詞書かないで、ぼっちの好きなように描いてよ」とアドバイス。これらの助言がきっかけで、ぼっちから歌詞作りの迷いが消えることとなりました。
第14位
「自分にもっと自信持って~!無理なら酒でドーピングもあり!」
「ぁいや、未成年なので…… でも、」
文化祭ライブに出るかどうか悩みに悩んでいたぼっち。しかしきくりも自身は昔大人しい人間だったことや、ライブが怖くて酒の力に頼らないとやっていられなかったことを吐露。
その説得の甲斐あって、ぼっちは文化祭ライブへの出演をすみやかに決心するのでした。
第13位
ぼっちの正体がギターヒーローであることがついにバレたシーンです。
にじかは「よく考えたらギター一緒だった」と言っていましたが、気づいた最初のきっかけは初客前ライブで目の当たりにした覚醒ぼっちのキレのあるギターストロークでした。
第12位
「あのギター何やってんだ?」「よく分かんねーけどスゲー!」
ライブ中に2つの弦が使えなくなったぼっちでしたが、そのピンチをワンカップの空きビンを使用したボトルネック奏法で乗りきります。
ぼくはその奏法について全く知らなかったので「酒ビンを使う事で切れた弦をカバーできる」とここで知り、まさにモブ男子の「よく分かんねーけどスゲー!」状態を生で味わうことができました。
第11位
ぼっち「けどそうすると根暗でどんよりな歌詞が… 」リョウ「でもそれ、リア充っ子に歌わせたら面白くない?」 (中略)
根暗な歌詞を喜多ちゃんへ歌わせる事にためらいがあったぼっち。しかしリョウが重要視していたのは型にはまったスタイルではなく、メンバーひとりひとりの個性を存分に活かす事でした。
このあたりのやりとりのおかげで、ぼっちとリョウの距離感もかなり縮んだみたいです。
第10位
「一度バンドを逃げ出した自分に戻る資格なんてない」と結束バンドへの出戻りをためらっていた喜多ちゃん。しかし彼女の猛練習のなごりを指先から感じ取っていたぼっちは、勇気を出して説得に踏み出します。
その結果喜多ちゃんは無事バンドに再加入。ぼっちの勇気と洞察力が生み出したファインプレーでした。
第9位
客「すみません!オレンジジュース」
ぼっち「あっハイッ!」虹&リョウ「おっ?」
ぼ「笑顔でお客さんの目を見て……接客…… 笑顔で……お客さんの目を見て……接客!」
この直前に「私は2000円も払って見に来たお客さんになんてライブを…」「少しずつでも変わる努力をして、一緒に楽しくしたい」との気持ちが芽生えたぼっち。
その直後、目の前の客に対し彼女ができる精一杯の接客を見せます。「少しずつでも変わる努力をしたい」と決心してすぐ実行に移すその姿勢は、それまでの彼女からすると信じられないほど見事なものでした。
第8位
「私が今、バンドやってる理由……一晩考えたけど 今も……人気になってちやほやされたいっていうのは変わりない でもそれは……」
ぼっちの"人気者になってちやほやされたい"との願いは、初オーディションの時には「4人で人気者になってちやほやされたい」までに変化します。
そしてオーディション本番ではそれに加え"虹夏ちゃんの願いも叶えてあげたい"の願望も共に爆発。
「こんなオーディションなんかで落ちるわけにはいかない」「このままバンド終わらせたくない」とギターヒーローモードに覚醒するのでした。
第7位
「そうか……!」
この演奏の開始前にきくりから「今目の前にいる人たちは君の闘う相手じゃない」「敵を見誤るなよ?」と助言を受けたぼっち。初めはその意味を理解していませんでしたが、通行人から"頑張れ~"との激励を受けて開眼。
「敵は初めからいない、ここにいるのは自分らの演奏が聴きたくて立ち止まった人たち」と気づいたようでした。
第6位
キタ「これからももっとギター頑張るから教えてね 後藤さ……ひとりちゃん!」「はっ!……えっ!…あっ!…ハイッ!」
「じゃあ先行くね、準備できたら来てね!」「ぅぁ…ハイ!」
バンドをリョウ目当てで始めたためか、これといった目標を持っていなかった喜多ちゃん。しかしリョウとの個人練習を経て成長した彼女は、文化祭ライブを終え「自分は人を惹きつける演奏はできないけど、人と合わせるのは得意みたいだから」と少しむなしい発見をしたようです。
しかしそれでもひとりちゃんを支えていきたいという確かな目標を見つけた彼女は、少し距離の近づいたぼっちを前にかなり生き生きとした様子を見せていました。
第5位
ぼ「私たち、演奏も曲もまだまだだ……」
4人揃った状態での初客前ライブ、緊張のためかぼっち以外は皆演奏がおぼつかないようです。
このイマイチなままライブが終わってしまう事に憤りを覚えたぼっちは、MCの最中にもかかわらずギターをかき鳴らします。
そして4人はそのまま2曲目へ突入。ぼっちの先導とその勢いのおかげでいつもの調子を取り戻した面々は、結果的に大盛況のままライブを終えるのでした。
第4位
にじかのバンドを通しての夢は長い間謎でしたが、それが8話でようやく明かされました。そしてその動機が「ライブハウスに魅かれていた幼き妹を想い、バンドを辞めライブハウスを経営し始めた姉に報いるため」という衝撃の事実が発覚。
さらに「母親が亡くなって父親も家にあまりいない」という境遇も相まって、彼女については心底応援せざるを得なくなりました。
第3位
ぼ「どうしよう…もうすぐソロが来る… せっかくの文化祭ライブが、私の機材トラブルで台無しに……どうしよう……どうしようどうしようどうしようどうしよう!」
「喜多さん……!打ち合わせしてないのにアドリブ!」
文化祭まえ最後の練習で、ぼっちは喜多ちゃんに良い意味での違和感を覚えていました。そしてライブ本番、2本の弦が使えなくなり慌てふためいていたぼっちを喜多ちゃんが打ち合わせ無しの即興ソロでカバー。
音楽への思い入れが最も低かったとされる喜多ちゃんの成長をこれでもかと言うほど強く実感できた名シーンです。
第2位
ぼ「き……喜多さん?」「ご、後藤さん! 私……」
主要人物のダークな一面は一切見せてこなかったぼざろ、それが喜多ちゃんとなれば尚更です。
ところがこの作品、10話で喜多ちゃんに「申し込み用紙捨てたの知ってたけど気づかないフリして出した」と言わしめます。一応これ自体はぼっちの「今はライブがちょっと楽しみ」「喜多さんが用紙を出してくれたからで、ありがとう」ですぐおさまりました。
ぼさろがよくあるギャグアニメで終わらず、界隈で絶大な人気を獲得したのはこういった人間模様の繊細な描写も大きな一因になっていると踏んでおります。
第1位
虹「でもあたし、確信したんだ! ぼっちちゃんがいたら夢を叶えられるって!」「え……」
虹夏の「今なんのためにバンドしてるの?」という質問に、ぼっちは「私はギタリストとして、みんなの大切な結束バンドを最高のバンドにしたいです!」と本心で答えました。
STARRYでのオーディションやその後のライブでの活躍から「とんでもなくヤバい状況をいつも壊してくれた」「今日のぼっちちゃん、本当にヒーローに見えたよ!」と、もはやすっかりぼっちに心酔していた虹夏。
このとき虹夏はぼっちが自分自身の夢を、そして虹夏達の夢を叶えてくれることを1ミリの疑いもなく確信しきっていたようです。
さいごに
というわけで栄えある第1位は「だからこれからも沢山見せてね、ぼっちちゃんのロック! ぼっちざろっくを!」でした。
1位決めは今回もそんなに迷わなかったです。2位の「申し込み用紙捨てたって分かってたの!」もかなりの名言だと思っていますが、さすがにタイトル回収には敵いませんでした。
そして今回名言ランキングを作り終えたので、次は迷言ランキングへと参りましょう。この作品はネタ台詞もあちこちに超山盛りなのでかなり濃いものができあがりそうです。
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