どうも、丹内です。先日SHIROBAKOの名言ランキングBEST30を投稿しました。このアニメは名言製造機的なキャラが複数いて選び甲斐があります!
そして今回は迷言ランキングのほう、なのでネタ要素強めなセリフを30個集めてランキング形式で記していこうと思います。では早速30位からどうぞ!
SHIROBAKO迷言ランキングBEST30
第30位
「えーだってプロデューサーってあちこちペコペコしなきゃいけないし」
「プロデューサーはあちこちに頭を下げまくる」というイメージを持っていたタロー。しかし基本飄々としているムサニの渡辺Pを見てきた落合達也はいまいちピンと来ていない様子でした。
第29位
第1話、タロー伝説始まりのセリフです。彼はただでさえ仕事ができない上に、仕事のアラを隠ぺいしようとするクセまであります。
その迷惑なクセのおかげで、SHIROBAKO1シーズン目(1~12話)の山場を作り出すのに一役も二役も買っていました。
第28位
宮森「じゃあ代わりの演出さんは!?」三村「今いきなりはぁ…誰もいませんね~ 最悪はまぁ俺が」
宮「へ?三村さん演出さんだったんですか?」三「いや制作っすよ」
切羽詰まった状況で「演出だったら未経験の自分でもできそう」とのたまうタイタニック制作の三村健一。普段穏やかな宮森も、さすがにこの場面にはかなり怒った様子でした。
第27位
佐藤「わたし…」宮森「どうしたの?まさか事故!?」
何やら苦手な事があるとほのめかしていた佐藤沙羅、その内容が判明したシーンです。
知らないうちに高速に乗って見知らぬパーキングエリアへ辿りついてしまった彼女でしたが、一方で堅かった彼女の人間らしい一面が見られて少し安心した気もします。
第26位
高校生だったころのメインキャラ5人がアニメーション同好会で制作した「神仏混合七福神」冒頭のナレーションです。いくらなんでも桁が多すぎる気がします。
第25位
「猫、飼ったことない?」「ないです」
「そうか、猫はね 足の運びに法則があって⋯」
猫の作画に苦しんでいた絵麻でしたが、のちに馬の作画で活躍する杉江さんからいかにも役立ちそうなアドバイスを受けます。
……がしかし宮森にさえぎられて結局その助言は聞けず。ここなんですが、一部では「宮森が唯一やらかしたシーン」とまで言われています。
第24位
平岡「残念だけど、社長サマと違って俺は全くヒマないからな」磯川 「なんだよぉー手伝ってくれよ、タダで」
明らかな冗談も超真面目に受け取ってしまう佐藤。この時も平岡が磯川のジョークを勘違いしないようフォローをしましたが、マジレスにもほどがある場面でした。
第23位
「ちゃんと食べてるー? コンビニのお弁当ばかりじゃダメよ!」「うん……」
コンビニ弁当ばかり食べないでと助言を受けた瞬間、即レンジの音を鳴らしてしまう宮森。
制作進行の激務さをコミカルに(?)表現している名シーンです。
第22位
倒れた父親の元へ矢野さんを車で送り出す役割、それをタローが担うと聞いた宮森の率直な反応です。ほぼ同期とは言え、1年目の新人にすら心配されてしまうタローが笑えます。
第21位
音響「いただきました」京子「ハッ……ありがとうございました!」
「よぉし、来週もその感じで頑張って!」
初アフレコを乗り切った鈴木京子を、自分の事のように喜んでいた宮森。良いシーンなんですが、ここのやりとり自体は漫才みたいで笑いました。
第20位
「もう総集編入れて楽になりたいですかー?」「イヤだ!」
「最終回に総集編はありえない」と語る本田さん(本田豊)。
しかしSHIROBAKO監督の水島努はガールズ&パンツァーで監督を務めた際、ラストの放送日に2度目の総集編をブッ込み、最終回含む残り2話を延期するという離れ業を成し遂げています。なのでこの迷言は明らかなツッコミ待ちですね。
第19位
「仕事は幕張のショッピングモールで、接客と事務を3年経験しました」「は~なんでウチに?」
のちにムサニの一員となる佐藤の採用面接での発言です。
濃いメンツばかりだったムサニ志望者の中ではかなりまともそうに見えましたが、彼女もしっかりブッ飛んだ一面を持っていたようでした。
第18位
「変な人間ばっかりですよね~この業界……」
アニメ作りを続けている理由について聞かれた際に、矢野さんの口から飛び出したセリフです。
さげすむような表情から次々と罵倒の言葉が畳みかけられます、一部の人にはたまらない名言でしょうか。
第17位
ムサニが心血を注いで作りあげているえくそだすっ!主役のうちの一人が実は17歳と偽るアラサーだったという事が発覚する迷セリフです。
結構攻めた設定ですが、劇中では皆とっくに分かっていることなのでそのままサラッと流されたのも面白いです。
第16位
「いつか、絶対、必ず、何としてでも!」「この5人で」「アニメーション作品を」「作りま」「す!」
アニメーション同好会だった主要キャラ5人は、円陣を組む代わりに何故か不思議な掛け声と共にドーナツを天に掲げる儀式をします。
このフレーズは「公式が流行らせようとして失敗したセリフ」の話題でよく引き合いにだされますが、たぶん公式はみじんも思ってません。
第15位
「シーンでまとめて出したいんだよなぁ……」「では、まとめて先に出していただけますか?」「無茶言うなよ!w」
「無茶を言ってますでしょうか?」「無茶だよ! あ~もう宮森呼んで!」「かしこまりました、では改めます」
接客業をこなしてきただけあって、受け答え自体は完璧な佐藤。
しかし場に合わせた臨機応変な対応は苦手なようで、この場面ではそのあまりにもマニュアルすぎる対応を遠藤に呆れられていました。
第14位
3話にて、演出の山田昌志がえくそだす本編で流れるセリフの秒数を確認しているシーンです。
彼は例え女の子のセリフでも構わず口に出してチェックするスタイルだったせいで、はたから見ておかしな事になっていました。
第13位
第5話にてタローのセリフです、もちろん彼が言うような事実はありません。また彼は2D側の遠藤に「時代は3Dじゃないんすか? エフェクト作画の時代は終わったんすよ」とも発言。
3Dと2Dの二人がこじれるよう、意図的に内容を捻じ曲げて伝えているとしか思えないほどの一人伝言ゲームを繰り広げていました。
第12位
ピッチングマシンの球を華麗に打ち返し、さらに正確無比な投球までも披露するゴスロリ様。それを見ていた宮森がイメージしたのがこの架空のアニメ作品「女ゴスロリ甲子園」でした。
えくそだすっ!や第三飛行少女隊と同じくらいこっちもに気になります。
第11位
「2、3日顔見せないと思ったら一気に上がりを持ってくる リテイク出したら勘弁してください 何よりイヤなのは、数出せば内容はどうでもいいって態度 これじゃタロー君のほうがマシに思えてくるよ⋯⋯」
平岡の仕事っぷりに飽き飽きした瀬川さんは「これならタローのほうがマシ」とまで言い、担当を下ろすよう宮森に伝えました。
タローのくだりについて宮森は無反応でしたが、冷静になった瀬川さんは慌てて即座に「どっちかって言うとだから!」と逆フォローします。
瀬川さんはタローの株を少しでも上げたくなかったというのが分かる迷シーンです。
第10位
「演出と監督が違う仕事みたいに デスクとPも違うからねー」「じゃあ一番なりたいものって……」
一番なりたい職業の話になった際、製作デスクの本田豊はこう答えました。
その後「なんですかその幼稚園の女の子みたいな夢」「マジバナですか」「キモッ!」とまで言われてしまう彼でしたが、まさかあとになってその夢を叶えてしまうとは思いませんでした。
第9位
「それなんの体操?」
絵麻が16話で披露した「エンゼル体操」。登場したのがあまりにも唐突で、しかも振り付け自体が
とてつもなくシュールだったことから当時ちょっと話題になりました。
ただしこの演出、普段は大人しく動きも少ない絵麻を上手く引き立てているようにも思います。
第8位
「ええと…こうなんと言うかですね、あのぜひぜひキャストの皆さんの力で、三女を大ヒット作に飛び立たせてください!」
三女キャスト陣へのあいさつでテンパりまくってしまい、ついにはムサニ社長の持ちネタに手を出してしまった葛城P。案の定、その場は静まり返ります。
そんな最悪の空気でパスを受けてしまった隣の木下監督は心底イヤそうでした。
第7位
「いや~ストーリー良かったですねー!」
アニメ映画をプライベートで見に行った仲良し5人組でしたが、見終わっての感想が職業病丸出しで笑ってしまいました。
第6位
安藤「いえ、無いです」
久「……」絵「それ(設定)は久乃木さんが作っていいんじゃないの?」
一文字ずつしか喋らない久乃木愛の通訳を完璧にこなす絵麻のシーンです。
アニメ業界でやっていけるか不安がっていた新人制作の安藤&佐藤、この流れを見てよりいっそうその思いが強くなっていたようでした。
第5位
平岡に「女はおっさんにちょっといい顔すれば仕事貰えていいよな」「この仕事なめてんじゃねーぞ」と言われヘコんでいたみどり。
様子がおかしかったことを舞茸さんに問いただされた際、彼女はその何も知らない本人に面と向かってこのセリフで答えます。これには普段冷静な舞茸さんもさすがに困惑気味でした。
第4位
「プロフにコスプレも水着もオッケーって書いてあるじゃないですかぁ~ 初回購入特典付けて爆上げ必至です!」
第三飛行少女隊のキャスティング会議にて、枕田強が放った迷言です。ゴリ押すにしても、話題性重視の遠城と歌唱力重視の屋良瀬は立場上少しは仕方なかった面もあります。
しかし枕田の場合は完全に下心最優先で逆にすがすがしさを感じるほどでした。中の人(子安武人)の怪演も光ります。
第3位
「いやぁ~あのですね 個人的には合ってさえいれば声優さんと登場人物の年齢は無関係だと思ってます ですが、深大寺雅さんに関しては……」「そうなんですよぉ!」
音楽会社のプロデューサーである屋良瀬匠がやたらと推してくる声優、深大寺雅。歌唱力に定評のあるらしいその彼女が実は還暦間際だということが発覚する衝撃のシーンでした。
17歳役に60近い中の人を必死になって推薦する屋良瀬、実は枕田以上にヤバい人なんじゃないかとも思うほどです。
第2位
「何か今までで困った事ってありますか?」アイドル声優「わたし旅行が好きなんですけど、予定が立てられないんですよ~ 急に収録日が変わったりするんで」
なかなか声優として芽が出ない坂木しずか。しかしそれでも決してへこたれず、常に明るくバイトや脇役のアフレコ等をこなしています。
そんな彼女ですがこのシーンではいつもと違い、明らかに何か異変が見られました。
- 缶ビールを4本あけている
- 部屋がなぜか薄暗い
- 顔に生気がなく、姿勢も妙に悪い
結局は次回の三女アフレコ参戦に向けここで彼女を一度どん底まで落とす狙いがあったと理解する訳ですが、にしてもちょっと荒みすぎじゃないかと見返すたびに思います。
第1位
宮森「高梨さんのせいですよ!」太郎「へ?」
宮「9話の爆発シーン、堀田さんが作画であげちゃったって!」
太郎「ヨシ……」
タローの伝達ミスが原因で、2D班と3D班の進行に食い違いが生じてしまった本編5話。そのしわ寄せはえくそだす9話を担当する宮森にも波及してしまいます。
なのでこの2D3D問題の当事者に宮森も加わり、彼女自ら解決せざるを得なくなった事を喜ぶタローでしたが、「タローのこの仕打ちはいくらなんでも外道すぎるのでは?」と見ていて思いました……
さいごに
というわけで栄えある1位はタローの「これで俺と同じ土俵に上がったな」でした。今回はそれと「じゃあ代わったげようか?」のどちらを1位にするかで一瞬迷いましたが、結局視聴時のインパクトの強かったタローの方を選んだという経緯です。
迷言ランキングは以上です。SHIROBAKOは是非とも2期をやってほしいところなんですが、劇場版をやったので希望薄でしょうか。とにかく何かしらの新作が見たいですね!
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